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2.貸借対照表の読み方

2.貸借対照表の読み方 資産の部(1)

(ア)流動性配列法

貸借対照表は財産目録ではありません。その会社の財政状態を示しています。財産を政治的に捉えているわけです。通常、資産の部は現金から始まり、一番下は繰延資産が表示されています。簡単に言いますと資産の部は、上から良い資産の順に並んでいます。現金化しやすい順に並んでいるわけです。以下、いくつか見ていきます。

勘定科目 解  説
現 金 回収してきた小切手も現金ですが、一番確かな資産
当座預金 会社に居ながら支払が出来る、現金に近い預金
普通預金 銀行に行かなければ引き出せない預金
最近はコンビニでも?
定期預金 もうすぐ満期だーっ
定期積金 満期まで遠いな
受取手形 販売して集金したのだが、まだ現金化されていない
売掛金 販売したが、まだ集金していない
棚卸資産 まだ売っていない

非常に論理的に並んでいることをご理解いただけましたでしょうか。これらは流動資産と呼ばれており、次に固定資産・投資等・繰延資産と並ぶのが資産の部です。

この中で、受取手形・売掛金・在庫及び負債で登場する支払手形・買掛金の5勘定を本勘定と呼びます。それに控え、他の勘定は仮勘定と呼ばれています。商売では、この勘定科目以外は全て仮の勘定で精算されていく勘定と言われています。月次の試算表を見た時の最大のポイントをここで解説します。

1.まず資産関係では借方が増加を意味し、貸方は減少を意味します。ついでに解説しますと、負債資本関係では借方は減少を意味し、貸方は増加を意味します。

2.受取手形の前月残は前月から当月に繰り越された金額を表示しています。借方は当月回収した手形の合計を、貸方は期日になった手形を表示しています。残高は当然、今月末の手形残の合計金額で、来月への繰越金額になります。

3.売掛金については、前残は未だ回収していない売掛金総額を示し、借方は当月の掛売上の合計を、貸方は回収した総額を示しています。ここから回収率の計算をすることが出来ます。


(ア)売掛金回収率 前月残高に対してどのくらい回収できたか
前月売掛金残高(a)
今月売掛金回収総額(b)=売掛金貸方
(b)÷(a)=回収率

(イ)手形回収率 回収の内どのくらい手形で回収したか
回収総額(c)=売掛金貸方
手形回収額(d)=受取手形借方
(d)÷(c)=手形回収率

(ウ)現金回収率
回収総額(c)=売掛金貸方
手形回収額(d)=受取手形借方
現金回収額(e)=回収総額−手形回収額
現金回収額(e)÷回収総額(c)=現金回収額


この他、売掛金は何日分残っているかの計算も、売掛金残高から最終月売上高、前月売上高を控除していく、といった方法で計算できます。納品から現金なるまでどのくらいの日数がかかるのか、計算することが出来るわけです。

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