八王子市の税理士法人をベースとした経営・税金(相続税・法人税・所得税等)・相続対策等、中小企業・不動産オーナーのための総合コンサルティンググループ

オンライン講座|相続

直前の対策

ある方の父上が倒れられた。余命幾許もないと言う。何か準備した方が良いのでしょうか、という質問を受けた。相続対策は早ければ早いほど良い。しかし人の死に関わることだから、敬遠するのも当たり前のことです。残された時間がどのくらいかにもよりますが、直前対策は税務署の調査の対象になるでしょう。それでも被相続人の意志を尊重する意味から言えば、いくつか考えられます。相続対策は遺言書を作成することですが、相続対策は次の方法を検討されたら如何でしょうか。

(ア)現金

  1. 孫への贈与
    かわいい孫にお金を残してあげたいと考えないおじいちゃんはいません。それなら、その意志を実現すると言うことです。子どもたちは法定相続人に該当しますので、「相続開始前3年以内」に該当するなら、相続財産に加算されます。しかし、その子である孫は法定相続人に該当しませんから、意味があろうかと思います。

  2. 生命保険契約
    現金1,000万円は、相続税評価額1,000万円です。これを、父親契約で被保険者を子ども孫にして合計10人、年払保険料100万円ずつの養老保険に加入したとします。前に述べたように、生命保険契約は払い込んだ保険料に70%を乗じて、死亡保険金の2%を控除した金額が相続税評価額になります。保険金1,000万円とすると、700万円から20万円を控除した金額が評価額になります。680万円の評価になるわけです。320万円が評価減になります。

  3. 不動産の購入
    最近ワンルームマンション投資が流行っています。かつての税金対策商品だけではなく、投資利回りも6%程度で定期預金等と比較しても有利な商品に変わっています。こういったワンルームマンションの評価は土地と建物に分けて評価しますが、評価減になるはずです。

    以前は、3年以内に取得した不動産の評価額は購入金額であるとされていましたが、バブルがはじけ年々不動産価格が下落し、この規定はなくなりました。ただ、法人における不動産については、この規定は残っております。

  4. 関連会社への出資
    子どもが経営している赤字会社がありました。おじいちゃんはいつも気になっていて、何とかこの会社を援助したいと考えていたとします。この会社は、いわゆる債務超過で、資本の部がマイナスになっています。赤字で資本金を食いつぶし、資本の部マイナス1,000万の状態です。

    この会社に、おじいちゃんが1,000万円増資したとします。株式会社で1,000万円の資本金が2,000万円になったわけです。債務超過1,000万円が債務超過ゼロになりました。この、おじいちゃんの増資した分の評価はいくらでしょうか。資本の部合計がゼロですから、評価金額もゼロになります。


(イ)養子縁組

以前に当社で申告書を作成した例です。子どもが一人の家庭で、ご主人が亡くなられた。その日の午前中に子どものお嫁さんを養子縁組しました。税務調査の際に、「井上先生のご指導ですか」と税務署から質問されました。実は違ったのです。

亡くなられたご主人は、子どもの結婚式のときに「息子以上に私の子どものような気がする、素晴らしい嫁さんです。」と挨拶され、大分前から養子縁組を考えられていたそうです。それが亡くなった日になったのは、偶然としか言いようがありません。

ページトップ
HOME
税務会計サービス
税務
戦略財務
経理代行
決算カウンセリング
コンサルティングサービス
相続
事業承継
生命保険
IT支援
業務改善
戦略人事
M&A
オンライン講座
戦略財務講座
相続対策講座
自主株対策講座
新BPR講座
戦略人事講座
年末調整とは
税理士替えた理由教えます!
フォルテッツァは、Google AppsTMの正規販売代理店として、Google AppsTM Premier Editionの販売を開始しました。